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4期連続の分配金6,000円超えを達成/JPR13年12月期決算説明会

 日本プライムリアルティ投資法人(JPR)は19日、2013年12月期の決算説明会を開催した。

 当期(13年7月1日~12月31日)は、営業収益135億9,100万円(前期比2.4%増)、営業利益63億6,800万円(同0.3%減)、経常利益48億9,900万円(同1.5%減)、純利益49億5,400万円(同0.4%減)。

 2物件を追加取得し、資産規模は4,000億円を突破し、賃料水準を重視したリーシングの推進や、稼働率向上に向けての取り組みなども奏功。外部成長・内部成長を図り、1口当たり分配金は6,006円と、期初予想の5,800円を上回った。

 代表取締役の大久保 聡氏は、「オフィス稼働率が当期末で94.8%であったが、97%位まで上げることができると見ている。また、フリーレントの短縮やテナント入れ替え時のダウンタイムの圧縮、減額改定抑制・増額改定推進などで、さらなる内部成長策を図っていきたい」と力強く語った。

 次期(14年6月期)は、営業収益136億3,000万円、営業利益63億4,800万円、経常利益49億9,200万円、純利益49億9,100万円、1口当たり分配金は6,050円を見込む。また14年12月期についても、大久保氏は「14年6月期を上回る結果を見込んでいる」とコメントした。


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