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マンション賃料インデックス、コンパクト・ファミリーは上昇傾向に一服感/アットホーム、三井住友トラスト基礎研究所調査

 アットホーム(株)と(株)三井住友トラスト基礎研究所は20日、2013年第4四半期のマンション賃料インデックスを発表した。アットホームの全国不動産情報ネットワークで成約した全国12都市の賃貸マンションを対象に、四半期ごとに調査しているもの。09年第1四半期を基準点とし、価格変化を指数化している。

 今期の全国主要都市の総合賃料指数は、首都圏東京23区98.58(前期比0.12ポイント減)、東京都下95.03(同0.33ポイント減)、横浜・川崎市99.25(同0.12ポイント増)、埼玉東南部97.92(同0.43ポイント増)、千葉西部94.70(同1.42ポイント減)。
 地方都市が、札幌市103.24(同1.18ポイント減)、仙台市115.76(同1.67ポイント減)、名古屋市87.55(同5.86ポイント減)、京都市105.26(同4.77ポイント増)、大阪市104.92(同2.40ポイント減)、大阪広域97.11(同0.56ポイント増)、福岡市98.85(同0.59ポイント減)。首都圏の各都市・エリアでは横ばいから下落、地方都市では京都・大阪広域を除いて下落傾向となった。

 東京23区を物件別でみると、シングルタイプ(18~30平方メートル)は97.23(同0.23ポイント増)、コンパクトタイプ(30~60平方メートル)が100.12(同0.53ポイント減)、ファミリータイプ(60~100平方メートル)が95.29(同0.93ポイント減)。シングルはほぼ横ばいで推移しているが、コンパクト・ファミリーはいずれも前期比で下落しており上昇傾向に一服感がある。

 また大阪市は、シングルタイプ102.51(同0.30ポイント増)、コンパクトタイプ101.19(同3.35ポイント減)、ファミリータイプ107.36(同0.72ポイント減)と、シングルは概ね横ばいで推移しているが、コンパクトは下落傾向。ファミリーも前期比で下落となった。


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