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4人に3人が「子供に故郷は必要」/アットホーム調査

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は17日、「故郷」に関する調査結果を発表した。東京都在住で子供のいる30~60歳の男女600名(東京出身者300名、地方出身者300名)にアンケートした。

 回答者のうち、「故郷と呼べる場所がある」と答えたのは66.5%。地方出身者は87.3%に達したが、東京出身者は45.7%と半数を割った。自分の子供に「故郷があったほうがいい」と答えたのは全体の76.0%。東京出身者は69.7%、地方出身者は82.3%と、いずれも高い比率で必要とする人が多かった。
 故郷にあったほうが良いとするものは、トップが「豊かな自然」(51.5%)、以下「気の合う友達」(44.3%)、「美味しい郷土料理」(41.8%)、「静かな環境」(35.7%)、「穏やかな気候」(31.7%)と続いた。

 また、子供が「故郷」を持つため、その土地に何年住む必要があるかを聞いたところ、トップは「10年以上15年未満」の39.8%、平均で14.8年、10年以上の回答が約87%を占め、故郷という意識を持つためには10年以上必要とする人が多かった。


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