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約4割のオーナーが、家賃に消費税がかからないことに「不公平」感/オーナーズ・スタイル調査

 (株)オーナーズ・スタイル(東京都中央区、代表取締役:福島 優氏)は23日、消費税の増税に関するアンケート結果を発表した。東京・神奈川・千葉・埼玉で1棟以上の賃貸住宅を経営するオーナー3万6,000世帯が対象。有効回答数は491。

 それによると、家賃に消費税がかからないことに「不公平」と感じているオーナーが38.1%いることが分かった。その理由については、「空室が増え家賃が下がっている中、経費すべての消費税が増税されるため、賃貸経営はさらに厳しくなる。適切なメンテナンスや修繕などが難しくなり、賃貸住宅の環境悪化につながりかねないので、何とか調整できないか」といった、経営者視点でのコメントが多く挙がった。

 一方、「不公平を感じない」(17.7%)と回答したオーナーは、「入居者の収入が増えていない中、入居者のためには望ましい。消費増税によって、次世代への国の借金を減らすほうが大事。長い目で見れば、家賃も上がるようになるだろう」と、大局的、利他的な視点でのコメントが多かった。


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