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中古マンション価格天気図、「晴」が過去最高を更新するも勢いは鈍化/東京カンテイ

 (株)東京カンテイは24日、2014年3月の「中古マンション価格天気図」を発表した。47都道府県の、ファミリータイプ中古マンション流通事例価格を70平方メートルに換算して月ごとに集計。価格変動を「天気マーク」で示したもの。価格が上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向にある場合は「雨」と表記している。

 「晴」は23地域(前月比2地域増)と08年1月以来の最高を更新した。雨は4地域(同2地域減)と減少、「小雨」は5地域(同1地域増)、やや上昇傾向の「薄日」は9地域(同3地域減)、足踏み傾向の「曇」は6地域(同2地域増)となった。

 2月に12地域あった「薄日」のうち4地域が「晴」に、6地域が「薄日」を維持、「曇」が2地域となり、天候改善傾向にはあるものの、勢いは鈍化している。

 三大都市圏ではいずれも下落、近畿圏は1月の水準に戻った。

 天候が改善した地域は10地域(同4地域減)、悪化したのは6地域(同2地域増)、横ばいは31地域(同2地域増)と天候の良い地域と回復しない地域との二極化傾向がみられる。

 天気図については、同社ホームページ参照。


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