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3月の新設住宅着工、19ヵ月ぶりに減少/国交省調査

 国土交通省は30日、2014年3月の建築着工統計を公表した。

 同月の新設住宅着工戸数は6万9,411戸(前年同月比2.9%減)となり、19ヵ月ぶりに減少に転じた。新設住宅着工床面積は591万5,000平方メートル(同6.2%減)で、2ヵ月連続の減少。季節調整年率換算値は89万5,000戸と、90万戸を割り込んだ。

 利用関係別では、持家が2万1,650戸(同13.0%減)となり、2ヵ月連続の減少。とくに民間資金による持家着工が19ヵ月ぶりに減少した。分譲住宅は1万8,468戸(同8.5%減)で、2ヵ月連続減少。マンションは2ヵ月連続の減少となる8,290戸(同13.4%減)、一戸建住宅も3ヵ月連続減の1万44戸(同4.3%減)となった。

 貸家は2万8,925戸(同11.3%増)と13ヵ月連続で増加が続いている。


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