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広島駅前の国有地を落札、複合ビルなど開発/大和ハウス工業他

今回落札した地区の完成予想図

 広島テレビ(株)、(株)エネルギア・コミュニケーションズ、大和ハウス工業(株)は20日、財務省中国財務局による二葉の里地区国有地(広島市東区)の一般競争入札に参加、落札したと発表した。落札額は62億3,000万円。

 同地区はJR「広島」駅前で(独)都市再生機構が進めている土地区画整理事業。総開発面積13.8haを、5街区に分けて開発する。今回3社が落札したのは5街区西側の約1万4,800平方メートルで、広島駅に最も近い地区。

 今後3社が土地を分割してそれぞれ保有し、連携・協力しながら開発を進める。広島テレビが5,100平方メートルを保有し新社屋(2016年竣工予定)を計画。エネルギアは3,400平方メートルに事業用ビル(16年竣工予定)を建設する。大和ハウスは、6,300平方メートルに、複合ビルを建設。19年に完成を予定する。

 地区中央には、長さ約100mの「二葉の里通り(仮称)」を公開空地として設ける。また、近隣の渋滞に配慮して、車両の出入りを原則北側のみにする。


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