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6大都市圏のビル空室率、大阪・名古屋・福岡で上昇/ビルディング企画調査

 (株)ビルディング企画は14日、2014年10月の全国6大都市圏(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡)の主要エリアにおけるオフィスビル市況をまとめた。東京の概要は、既報ニュース参照。

 各都市圏の平均空室率は、札幌6.59%(前月比0.54ポイント低下)、仙台10.17%(同0.51ポイント低下)、名古屋8.04%(同0.19 ポイント上昇)、大阪8.60%(同0.04ポイント上昇)、福岡6.90%(同0.13ポイント上昇)。大型解約などの影響により、名古屋は9ヵ月ぶり、大阪は8ヵ月ぶりの上昇だったが、同社は「オフィス市況は今後も改善傾向が継続するとみられる」とコメントしている。

 1坪当たりの成約賃料は、札幌8,140円(同17円下落)、仙台8,666円(同173円上昇)、名古屋9,557円(同198円下落)、大阪8,979円(同79円下落)、福岡9,217円(同18円上昇)となった。仙台は、「仙台」駅前を中心に一部の優良ビルで賃料値上げがみられ、2ヵ月連続の値上がりとなった。


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