不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

東京・駒沢公園近くでコーポラティブハウス/コプラス

写真手前の位置指定道路を造作することで、鉄筋コンクリート造地上6階建ての共同住宅建設を実現
ハイサッシな窓を導入可能なアウトフレーム逆梁工法を採用(写真は66.74平方メートルの分譲住戸)

 (株)コプラスは28日、コーポラティブハウス「(仮称)駒沢公園プロジェクト」(東京都世田谷区、総戸数11戸)の竣工に伴い、報道陣に公開した。

 敷地面積447.64平方メートルの旗竿地で、敷地と公道の間に位置指定道路を造作することで、鉄筋コンクリート造地上6階建ての共同住宅建設を実現した。「そのままでは3階建ての長屋しか建てられなかった土地であるため、なかなか買い手がつかなかった。そうした条件の土地であったことから購入価格を圧縮でき、お客さまにもリーズナブルな価格で提供できた」(同社コーポラティブ事業部チーフコーディネイター・柴原 究氏)。

 延床面積984.38平方メートル。東急田園都市線「駒沢大学」駅徒歩9分に立地。約2年前から事業を進めてきた。専有面積は66.74~77.17平方メートル。坪単価はスケルトンで約220万円、グロスで約400万~450万円。購入者の大半は30~40歳代のファミリー世帯。
 全戸角部屋で南向き。アウトフレームや逆梁、梁の少ないボイドスラブの採用によって整形なスケルトンにできた。顧客が自由設計をしやすくした。「リビングなどをこだわりのある内装にする分、設備は国内メーカーの既存品を採用するなど、メリハリのある堅実な投資をする人が多かった」(同氏)。

 なお、2戸を分譲住宅として販売中。販売価格は専有面積66.74平方メートルが6,480万円、76.31平方メートルが7,180万円。

 引き渡しは12月中旬を予定。


最新刊のお知らせ

2024年5月号

住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには? ご購読はこちら