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藤沢のスマートタウン、コミュニティの中核施設が完成

「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン」。全体完成は2018年を予定

 神奈川県藤沢市で開発が進んでいるパナソニックグループの工場跡地約19haの再開発「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン」(以下「藤沢SST」)のコミュニティの中核施設「Fujisawa SST SQUARE」が27日に開業した。

 同施設は、藤沢SSTのタウンマネジメント機能、迎賓機能、コミュニティ機能を司る施設で、タウンマネジメントを手掛けるFujisawaSSTマネジメント(株)が入居。同社がパートナー企業と連携してエネルギー・セキュリティ・モビリティ・ウェルネス・コミュニティの5つのタウンサービスを提供する。施設内には、まちの紹介コーナーやカフェなど、住民交流を促進する施設を設け、まちの交流拠点としての役割を担う。

 また、タウンサービスのエコカーシェアリングやレンタカーサービスを活用して車を持たずに経済的な負担を軽減し、敷地の有効活用が可能な戸建住宅のカーフリー街区を第2期販売街区として設定することも明らかにした。

 さらに、2018年度に完成予定であり現在は未利用の西側管理地を、次世代ライフスタイル・ビジネスの実証実験に活用することも発表。12月にオープンする電気自動車が試乗できる施設「カーライフラボ」を端緒として、次世代モビリティの実証やモデルハウスによる次世代ライフスタイルの検証を行なっていく。


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