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福岡の団地で「TSUTAYA」とのコラボモデルルーム公開/UR都市機構

TSUTAYAとコラボして完成したモデルルーム。団地の雰囲気を生かしながら、本やCDなどを設置して若者が楽しめる空間に仕上げた

 (独)都市再生機構(UR都市機構)九州支社は、さまざまなカルチャーやエンタメによって暮らしを豊かにする(株)TSUTAYAとコラボレーションして、インテリアをコーディネートしたモデルルームを「大名第三団地」(福岡市中央区、総戸数96戸)に竣工。1月31日から3月31日までオープンする。

 築35年、和室で間取りが3DKのUR賃貸住宅の1戸を、団地の「らしさ」を生かしながら、趣味や暮らしの楽しさを体感できる空間をつくった。アンティーク系の家具をシンボルに、TSUTAYAのバイヤーが選んだ本やCD、雑貨など、ライフスタイルを想像するようなコンテンツを各所に置くことで、団地で自分らしい生活を過ごすという価値観・ライフスタイルを提案する。また、空間コーディネートには、TSUTAYAのほか、福岡のクリエイティブオフィス「LONDO」、福岡のタレント・藤田可菜さんも参加し、メンバー全員が意見を出し合って、「まるで誰かが住んでいる」をテーマに仕上げた。

 同団地は、福岡市営空港線「天神」駅徒歩5分に立地。同機構はUR賃貸住宅に若い世代を増やしていくにあたって、福岡の中心地で人気エリアに立地する同団地をモデルルームの場に選択。多くの来場者獲得を目指す。

 なお、同モデルルーム制作状況を福岡の情報サイト「AFRO FUKUOKA」で発信。プロセスを伝えることで、「団地がコーディネートひとつで魅力的になる」ことをPRしていく。


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