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6大都市圏のビル空室率、名古屋・大阪・福岡で上昇/ビルディング企画調査

 (株)ビルディング企画は16日、2015年1月度の全国6大都市圏(札幌、仙台、東京主要5区、名古屋、大阪、福岡)の主要エリアにおけるオフィスビル市況をまとめた。なお、東京主要5区の概要は、既報ニュース参照。

 各都市圏の平均空室率は、札幌6.35%(前月比0.14ポイント低下)、仙台10.06%(同増減なし)。札幌では新規出店の動きが多くみられており、中心部の主要ビルを中心に5ヵ月連続の改善。
 上昇したエリアは、名古屋7.63%(同0.04ポイント上昇)、大阪8.52%(同0.07ポイント上昇)、福岡6.30%(同0.18ポイント上昇)だった。福岡は、「博多」駅東エリアで大型解約があったほか、中規模の解約が複数みられたことにより上昇。

 1坪当たりの成約賃料は、札幌8,332円(同111円上昇)、仙台8,540円(同26円上昇)、大阪9,025円(同47円上昇)、福岡9,133円(同30円上昇)。名古屋は、エリア全体でテナントの動きが少なかったことから、9,463円(同10円下落)の横ばいとなった。


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