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サービス付き高齢者向け住宅整備事業の事業者募集/国交省

 国土交通省は4月30日、「サービス付き高齢者向け住宅整備事業」について、事業者募集を開始した。

 同事業は、高齢者世帯や要介護者等の増加に対応し、高齢者が安心して生活することができる住まい・住環境の整備により、その居住の安定確保を図ることを目的とするもの。
 バリアフリー構造で、介護・医療と連携して、高齢者を支援するサービスを提供する「サービス付き高齢者向け住宅」(サ付き住宅)として登録される住宅の整備事業を公募し、予算の範囲内において、国が事業の実施に要する費用の一部を補助し支援する。

 応募要件は、「サ付き住宅として登録すること」、「サ付き住宅として10年以上登録するもの」「入居者の家賃の額が、近傍同種の住宅相場に沿うもの」「入居者からの家賃等の徴収方法が、前払いによるものに限定されていないもの」「事業に要する資金の調達が確実であるもの」など。

 補助率は、住宅の場合、新築で10分の1(上限100万円/1戸)、改修で3分の1(上限100万円/戸)、高齢者生活支援施設の場合、新築10分の1(上限1,000万円/施設)、改修で3分の1 (上限1,000万円/施設)。
 募集期間は、2016年2月29日まで。

 応募集要領や応募申請については、同事業専用ホームページ(http://www.koreisha.jp)参照。


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