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首都圏中古マンション価格全域で強含み、9ヵ月連続の上昇/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは22日、2015年5月の三大都市圏中古マンション70平方メートル換算価格推移を発表した。同社データベースにあるファミリータイプ中古マンションの売り希望価格を行政区単位に集計。70平方メートル当たりに換算して算出した。

 首都圏は、2,998万円(前月比1.0%上昇)と9ヵ月連続の上昇、3,000万円に迫った。地域別では、東京都が4,119万円(同1.1%上昇)と11ヵ月連続で上昇。神奈川県は2,522万円(同1.3%上昇)、埼玉県は1,891万円(同0.5%上昇)、千葉県は1,787万円(同0.6%上昇)と、首都圏全域で強含みの推移となった。

 一方、近畿圏は1,836万円(同0.6%下落)と小幅の上昇で、依然1,800万円台前半で安定的に推移。大阪府は1,914万円(同1.1%上昇)と5ヵ月連続で上昇。兵庫県は1,743万円(同0.1%上昇)と3ヵ月ぶりのプラス。

 また中部圏は1,546万円(同2.0%上昇)、愛知県は1,622万円(同2.3%上昇)といずれも大幅に上昇した。


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