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首都圏の中古戸建て価格、3ヵ月ぶりに下落/東京カンテイ

 (株)東京カンテイは7日、2015年6月の主要都市圏・主要都市別の中古戸建住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造、土地・建物ともに所有権の物件。

 首都圏の中古戸建ての平均価格は2,952万円(前月比0.5%下落)と、3ヵ月ぶりに下落した。地域別では、東京都が6,272万円(同15.0%上昇)と価格上昇が顕著で、6ヵ月ぶりの6,000万円台に。神奈川県は3,004万円(同6.8%下落)と大きく下落。千葉県は1,874万円(同7.3%下落)と3ヵ月連続の下落となり、埼玉県は2,208万円(同0.8%下落)で4ヵ月ぶりの下落に転じた。
 
 近畿圏の平均価格は2,294万円(同0.3%上昇)と微増。地域別では、大阪府が2,599万円(同1.8%上昇)、兵庫県が2,228万円(同1.5%上昇)、京都府が2,846万円(同5.4%上昇)と、いずれも上昇傾向となっている。

 中部圏の平均価格は1,980万円(同1.5%上昇)と、4月以降続いていた下落基調から脱し、愛知県は2,548万円(同2.5%上昇)と2ヵ月連続で上昇した。


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