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ソーシャルレンディング活用し、大口不動産を小口化。個人投資家に提供/ロジコム

 (株)ロジコムは10日、同社の連結子会社である(株)LCレンディング(東京都港区、代表取締役:山中健司氏)が、第二種金融商品取引業者であるmameoマーケット(株)と業務提携し、ソーシャルレンディングサービス「LC LENDING」の営業を開始したと発表した。

 「LC LENDING」は、インターネット上で「お金を借りたい個人・法人」と「お金を貸したい個人・法人」を結び付ける「ソーシャルレンディング」という仕組みを通じて、従来個人では投資が難しかった大口不動産投資案件(主に商業不動産)を小口化し、個人投資家へ提供するサービス。
 
 LC LENDINGは、同じく同社連結子会社である(株)LCパートナーズが運営する不動産ファンドに対して、資金を融資し、LCパートナーズは同社が目利きした不動産ファンドを投資対象としてLC LENDINGで紹介することにより、個人投資家向けの不動産投資の機会を提供していく。投資先は、匿名組合出資契約に基づき、不動産ファンドに少額から投資できる。募集・勧誘等に関しては第二種金融商品取引業者であるmaneoマーケットが行ない、募集した資金は貸金業者であるLCレンディングを通じて貸付が実行され、投資家には基本的には毎月収益が分配される。
 一方で、不動産ファンドが所有する実物不動産については、ロジコムが主に管理し、不動産価値の維持・向上に努めていく。


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