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首都圏の居住用賃貸物件の成約件数、前年同月比で再び増加/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は28日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける2015年8月期の首都圏居住用賃貸物件の市場動向を発表した。

 同月の首都圏居住用賃貸物件の登録件数は、24万9,597件(前年同月比2.5%減)。1平方メートル当たりの登録賃料は、賃貸マンションが2,618円(同0.7%下落)、賃貸アパートが2,187円(同0.2%下落)でともに下落した。1戸当たりの登録賃料は、賃貸マンションが9万3,300円(同1.5%下落)、賃貸アパートが6万400円(同0.8%下落)。

 成約件数は1万6,004件(同1.8%増)と前年同月比で再び増加。地域別では、東京23区が7,480件(同3.8%増)、埼玉県が1,645件(同7.9%増)、千葉県が1,651件(同12.7%増)と増加したが、東京都下は1,263件(同8.5%減)と減少、神奈川県も3,965件(同4.4%減)と減少した。

 1平方メートル当たりの成約賃料の平均は、賃貸マンション2,604円(同0.2%下落)賃貸アパート2,163円(同0.5%下落)といずれもマイナスに。1戸当たりの成約賃料は、賃貸マンションが9万5,000円(同変動なし)。賃貸アパートは、6万2,200円(同1.1%下落)と下落し、6ヵ月ぶりのマイナスとなった。


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