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理想・実際の子供の人数、近居実践者が多い結果に/UR都市機構調査

 (独)都市再生機構(UR都市機構)は18日、「働くママに聞く 子育てと仕事の両立に関する調査」結果をとりまとめた。
 調査対象は3歳から小学校6年生までのいずれかの子を長子に持つ25~49歳の有職女性。親世帯から自動車や電車等で1時間以内の距離に近居する450人と、その距離に近居していない450人の計900人に調査を実施した。

 理想と実際の子供の人数について聞いたところ、近居している人の理想が「2.32人」、実際は「1.77人」。近居していない人の理想が「2.20人」、実際は「1.69人」で、近居している人の方が多いことが分かった。

 子育てと仕事を両立する上での課題と悩みについては、トップの「疲れている時に子供を怒ったり、感情的にしかってしまう」が83.5%を占めた。2位は「家事が十分に行き届かない」(78.6%)、3位は「子供と一緒に過ごす時間をつくること」(75.6%)。

 今後の働き方の意向については、「現在の形態、勤務時間で働きたい」が70.4%と圧倒。なお、この回答は、近居している人で73.3%、近居していない人では67.6%となり、近居している人の方が、その思いが強い様子がうかがえた。

 夫に期待するサポートについては、「子供と遊んでくれる」(68.5%)、「家事をサポートしてくれる」(61.4%)、「子供をお風呂に入れてくれる」(61.3%)の順となった。


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