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マンション賃料インデックス、全体的な上昇基調が続く/アットホーム、三井住友トラスト基礎研究所

 アットホーム(株)と三井住友トラスト基礎研究所は22日、2015年第4四半期(15年10~12月)のマンション賃料インデックスを発表した。アットホームの全国不動産情報ネットワークに蓄積している全国12エリアの賃貸マンションの成約賃料情報をもとに、四半期ごとに調査を実施。09年第1四半期を基準に価格変化を指数化している。

 今期の全国主要都市の総合賃料指数は、首都圏では、東京23区102.55(前期比0.28ポイント増)、東京都下96.23(同0.74ポイント減)、横浜・川崎市99.77(同0.22ポイント増)、埼玉東南部98.93(同0.62ポイント増)、千葉西部95.66(同0.19ポイント増)となり、横浜・川崎市で09年第1四半期に迫る水準まで回復している。

 地方都市については、札幌市106.07(同0.24ポイント増)、仙台市115.63(同0.19ポイント増)、名古屋市93.86(同0.78ポイント減)、京都市106.09(同0.30ポイント増)、大阪市107.97(同0.08ポイント増)、大阪広域99.93(同1.22ポイント減)、福岡市102.25(同0.31ポイント増)で多くが100を突破した。

 物件タイプ別では、東京23区でシングルタイプ(18平方メートル以上30平方メートル未満)が101.30(同0.79ポイント増)、コンパクトタイプ(30平方メートル以上60平方メートル未満)102.69(同0.12ポイント増)、ファミリータイプ(60平方メートル以上100平方メートル未満)97.26(同0.24ポイント減)となった。

 地方都市では、福岡市でシングルタイプが104.35(同0.51ポイント増)、ファミリータイプが106.72(同1.86ポイント増)と上昇傾向になったが、コンパクトタイプは100.05(同0.69ポイント減)と下落傾向になった。


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