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3月の建設受注高が初めて単月1,000億円超え/大東建託

 大東建託(株)は4日、2016年3月の月次業績レポート(速報値)を公表。建設事業の単月受注高が初めて1,000億円を超えた。

 3月の受注高は1,135億1,100万円(前年同月比23.7%増)、年度累計(15年4月~16年3月)でも6,932億8,200万円(同5.0%増)と前年を上回った。1人当たりの受注高が3,360万円(同539万円増)で、前月の約2倍となったことが大きく影響した。

 同社によると、1棟当たりの受注単価は下落しているといい、受注件数が大きく増えたことから、記録的な受注高につながった。なお、過去最高だったのは消費増税の駆け込みの影響が大きかった13年9月の939億円。

 不動産事業については、3月の入居者あっせん件数は3万9,507件(同2.2%増)。年度累計では26万7,117件となった。家賃ベースの入居率は96.97%(同0.15ポイント上昇)となった。3月末時点の空室数は2万3,168戸(同277戸増)、管理戸数は96万508戸(同6.5%増)。


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