不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

15年度の首都圏建売住宅、新規販売は4,729戸/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は14日、2015年度(15年4月~16年3月)および3月の首都圏建売住宅市場動向をまとめた。

 同期の新規発売戸数は4,729戸(前年同期比14.2%減)。地域別では、東京都1,530戸(全体比32.4%)、千葉県1,108戸(同23.4%)、埼玉県1,337戸(同28.3%)、神奈川県677戸(同14.3%)、茨城県77戸(同1.6%)。

 新規発売戸数に対する契約戸数は2,255戸で、平均契約率は47.7%(前年同期比0.9ポイント減少)と低下した。

 1戸当たり平均価格は4,835万円(同2.1%増)。地域別平均価格は、東京都6,215万円、千葉県3,675万5,000円、埼玉県3,903万円、神奈川県5,518万3,000円、茨城県4,274万5,000円となった。

 一方、3月の新規発売戸数は292戸(前年同月比20.2%増)。地域別では、東京都61戸(全体比20.9%)、千葉県67戸(同22.9%)、埼玉県154戸(同52.7%)、神奈川県10戸(同3.4%)、茨城県0戸。

 新規発売戸数に対する契約戸数は123戸。月間契約率は42.1%(前年同月比13.3ポイント下落)で、前月に比べて2.8ポイント下落した。

 1戸当たり平均価格は4,492万2,000円(同17.8%減)。即日完売は0戸。月末の繰越販売在庫数は667戸で、前月末比81戸減少した。


最新刊のお知らせ

2024年6月号

「特定空家」にしないため… ご購読はこちら