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受注低迷、引渡棟数減で営業赤字は拡大/タマホーム16年5月期第3四半期決算

 タマホーム(株)は14日、2016年5月期第3四半期決算を公表した。

 当期(15年6月1日~16年2月29日)の連結売上高は870億円(前年同期比9.5%減)、営業損失33億3,200万円(前年同期:営業損失24億8,800万円)、経常損失39億5,200万円(同:経常損失27億300万円)、当期純損失33億4,100万円(同:当期純損失25億7,500万円)。

 主力の住宅事業は、3店舗を新規出店、モデルハウスなど212ヵ所をリニューアルしたが、消費税率引き上げの駆け込み需要の反動減、消費マインド低下の影響が響き、期首受注残の減少と受注の低調から引渡棟数は減少。売上高は736億7,900万円(前年同期比13.9%減)、営業損失36億8,800万円(前年同期:営業損失27億4,200万円)となった。

 なお、受注棟数の減少、職人確保難・資材供給難による着工・工事進捗の遅れで当初計画していた売り上げが次期にずれ込むなどしたことを理由に、通期の売上高予想、利益予想を大幅下方修正。連結売上高1,377億円(前回発表比10.4%減)、営業利益10億円(同64.3%減)、経常利益3億円(同89.3%減)、当期純損失8億円(同18億円減)を見込む。


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