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国内最大級の2×4建築物が完成/三井ホーム

国内最大の5階建て2×4建築の「花畑あすか苑」

 三井ホーム(株)は25日、同社が施工した国内最大のツーバイフォー建築として特別養護老人ホーム「花畑あすか苑」(東京都足立区)の完成を発表した。

 敷地面積は4,551.39平方メートル。建物は延床面積9,773.24平方メートル。2~5階を2×4工法で建築し、1階部分は鉄筋コンクリート造。カナダで開発された新技術の高強度耐力壁である「ミッドプライウォールシステム」を国内初採用し、地震時の横揺れへの対応を強化した。

 このほかにも、従来の3階建て以下の建物で使っているホールダウン金物の10倍以上の強度を発揮する同社独自のタイダウンシステムの採用や、一部個室をユニット工法で建築するなど、さまざまな面で新たな取り組みを行なっている。

 社会福祉法人聖風会が運営主体となり、都有地に特別養護老人ホームを建築するプロジェクトで、特別養護老人ホーム140室、短期入所生活介護施設20室、認知症対応型デイサービスセンター、居宅介護支援事業所、地域交流スペースを整備している。


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