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不動産ファンド事業拡大へ/ロジコムが中経策定

 (株)ロジコムは25日、2017年3月期から19年3月期までの3ヵ年度の中期経営計画を策定、発表した。

 不動産関連事業を取り巻く環境には明るい兆しが見え始めているものの、日本経済全体はまだ不安定な時期にある。そこで、“強い会社を作る”をスローガンに、サブリース事業においてテナント情報収集・活発な営業活動による低空床率の維持、サブリース事業で培ったノウハウを生かしたPM事業の育成、先般参入した不動産ファンド事業での物件取得加速化と積極的な出口戦略などの事業拡張策に取り組む計画。また10月1日付で持ち株会社制へ移行し、組織的・機動的なグループ経営の実現を進める。

 こうした取り組みにより、17年3月期は売上高70億円(前期比1.6%増)、営業利益5億円(同131.4%増)、経常損失4億円(前期:経常損失3億6,000万円)、当期純利益5億円(同68.9%減)を見込んでいる。
 18年3月期・19年3月期については、不動産ファンド事業の出口戦略が未確定であり、金額も大きくなることが予想されていることから、公表していない。


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