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新築戸建ての成約価格、6ヵ月連続のプラス/アットホーム調査

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は26日、同社のネットワークにおける4月の首都圏新築戸建て・中古マンションの登録価格および成約価格データを発表した。対象は、登録物件が新築戸建て8,128件、中古マンション895件、成約件数が新築戸建て1,711件、中古マンション642件。

 新築戸建ての登録価格は、首都圏平均で1戸当たり3,499万円(前年同月比4.8%上昇)、成約価格は3,422万円(同5.7%上昇)と、いずれも6ヵ月連続で上昇し、さらに、3ヵ月連続で全エリアで上昇した。
 東京23区・東京都下・神奈川県で高価格帯の物件の成約が堅調だったことによるもので、エリア別では千葉県が2,714万円(同4.6%増)と12ヵ月連続、神奈川県が3,460万円(0.8%増)と10ヵ月連続の上昇となった。
 
 一方、中古マンションの登録価格は、首都圏平均で1戸当たり2,612万円(同12.7%上昇)で14ヵ月連続のプラスとなった。成約価格は2,455万円(同 6.2%上昇)と、再びプラスに。成約の約4割を占める東京23区が3,140万円(同9.3%上昇)と上昇したことや、3割弱を占める神奈川県が2,153万円(同12.8%上昇)と、大きく上昇したこと等によるもので、13ヵ月ぶりに全エリアでの上昇となった。
 
 また、成約価格の首都圏平均は11ヵ月連続で登録価格の平均を下回っている。1平方メートル当たりの成約価格は43万5,200円(同7.7%上昇)と、3ヵ月連続のプラスとなった。


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