（株）東京カンテイは26日、2016年4月の三大都市圏中古マンション70平方メートル換算価格推移をまとめた。同社データベースにあるファミリータイプ中古マンションの売り希望価格を行政区単位に集計、70平方メートル当たりに換算して算出したもの。
首都圏は3,428万円（前月比1.3％上昇）と4ヵ月連続で上昇した。都県別では、東京都4,741万円（同1.2％上昇）は22ヵ月連続上昇、神奈川県は2,647万円（同1.1％上昇）、千葉県は1,840万円（同0.9％上昇）と1％程度の上昇となった。一方、埼玉県では2,005万円（変化なし）と横ばいとなり、年明け以降安定的に推移している。
近畿圏は2,037万円（同2.1％上昇）と12ヵ月連続の上昇。大阪府は2,215万円（同2.9％上昇）と、15年1月以降上昇傾向を示した。一方、兵庫県は平均築年数が24.9年と進んだ影響から1,751万円（同1.7％減）と引き続き弱含んだ。
中部圏は1,580万円（同1.3％下落）、愛知県は1,677万円（同1.8％下落）と、下落率が拡大した。