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台湾のベッドタウンで分譲マンション開発/旭化成不動産レジデンス

台湾の新北市中和区で建設予定の分譲マンション外観イメージ

 旭化成不動産レジデンス(株)は、同社初の海外での分譲マンション事業として、台湾の新北市中和区のプロジェクト(総戸数191戸)に着工した。

 同社設立の現地法人「台湾旭化成都市開発(株)」と台湾の建設会社である「億欣営造」が、共同出資(持分50%)により、事業会社「欣荘建設」を設立し、実施するもの。台湾の都市部で新たに建設されるマンションは、「地権者との共同事業」が多く、同事業も地権者全員の合意に基づき、等価交換方式によりマンションを建設する。

 敷地面積3,589.02平方メートル。鉄筋コンクリート造地上14階地下4階建て。台北駅から8駅27分、中和線「南勢角」駅徒歩5分に立地。新北市は、台湾で最も人口が多く、台北市のベッドタウン(人口397万人)。建設地所在地は、中和区内でも人口密集地で、台北市への通勤者など高い住宅取得ニーズが見込まれる。
 
 販売開始は2016年夏、竣工は18年10月、引き渡しは19年6月を予定。

 今後、台湾において、同事業を足掛かりとして、早期に100億円程度の事業案件に参画することを目標としている。


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