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「性能向上リフォーム」を推進。「フラット35リノベ」10月に開始/住宅金融支援機構

 (独)住宅金融支援機構は、中古住宅・リフォーム市場の活性化、優良な住宅ストックの拡大を目的に、省エネルギー性能や耐震性能を向上させるリフォームを行なった中古住宅を対象にした「フラット35リノベ」を、10月1日申込受付分から開始する。

 適用を受けるには、機構が定めた「省エネルギー性」「耐震性」「バリアフリー性」「耐久性・可変性」に係る技術基準のうち一つ以上を満たすこと、およびインスペクションの実施、瑕疵保険の付与、住宅履歴情報の保存、維持保全計画の作成のいずれかを実施することが必要となる。

 認定低炭素住宅レベルの省エネルギー性能や耐震等級や高齢者等配慮対策等級で最高等級、長期優良住宅などいずれかを満たすなどした高い性能向上レベルの改修が施された住宅は、10年間にわたり一般の「フラット35」の金利から0.6%引き下げた金利が適用される。また、断熱性能等級4、耐震等級2以上などいずれか一つの性能向上を図った住宅でも、5年間にわたり0.6%の金利引き下げが適用される。


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