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住宅の不動産価格指数、マンション38ヵ月連続のプラス/国交省調査

 国土交通省は27日、2016年4月分の「不動産価格指数(住宅)」および「不動産取引件数・面積(住宅)」を公表した。不動産価格指数は、10年の平均を100として算出している。

 4月の住宅総合指数は107.7(前年同月比2.6%上昇)、住宅地が96.7(同0.9%下落)、戸建住宅が101.7(同1.8%上昇)。マンション(区分所有)は127.6(同5.4%上昇)と、38ヵ月連続のプラスとなった。

 都市圏別の指数は、南関東圏の住宅総合が108.5(同3.1%上昇)、住宅地が97.5(同1.8%下落)、戸建住宅が100.9(同3.1%上昇)、マンションが123.3(同4.7%上昇)。名古屋圏の住宅総合が101.8(同0.2%下落)、住宅地が91.1(同9.3%下落)、戸建住宅が98.7(同0.5%上昇)、マンションが131.6(同9.4%上昇)。京阪神圏の住宅総合が108.2(同3.3%上昇)、住宅地が99.7(同3.3%上昇)、戸建住宅が96.8(同2.3%下落)、マンションが131.6(同8.6%上昇)。

 東京都の住宅総合は114.8(同4.2%上昇)、住宅地が102.4(同1.5%上昇)、戸建住宅が106.0(同3.4%上昇)、マンションが127.0(同4.9%上昇)だった。

 住宅用不動産取引件数は、全国の戸建住宅が1万4,141件(同2.9%増)・取引面積343万1,229平方メートル。マンションの取引件数が1万5,469件(同7.2%増)・取引面積86万5,150平方メートル。


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