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都心部への人口回帰が続く/みずほ信託銀行がレポート

 みずほ信託銀行(株)は22日、2016年9月の「不動産マーケットレポート」をまとめた。編集協力は(株)都市未来総合研究所。

 「都心及びその近傍エリアへの人口回帰が続く」と題したレポートでは、15年国勢調査の人口速報集計をもとに、東京圏の人口動態を分析。総人口が10年の国勢調査に比べて94万7,000人減少する中で、1都3県の人口は50万8,000人増加。

 市区町村別に人口動態をみると、10年調査から人口が10%以上増加したのは東京都千代田区(増加率23.8%)や同港区(同18.7%)など6市区町村。増加している市区町村は、東京23区や政令指定都市、その周辺市町村、それらへのアクセスが便利な鉄道路線が開発された都市を中心に増加していると指摘した。


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