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首都圏居住用賃貸、6ヵ月連続の成約減に/アットホーム調査

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は27日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける2016年8月期の首都圏居住用賃貸物件の市場動向を発表した。

 同月の首都圏居住用賃貸物件の登録件数は23万635件(前年同月比7.6%減)となった。1平方メートル当たりの登録賃料は、マンションが2,586円(同1.2%下落)、アパートが2,181円(同0.3%下落)。1戸当たりの登録賃料は、マンションが9万800円(同2.7%下落)、アパートが5万9,700円(同1.2%下落)と、いずれも下落した。

 成約件数は1万4,271件(同10.8%減)と、6ヵ月連続の減少。地域別にみると、東京23区6,557件(同12.3%減)、東京都下1,072件(同15.1%減)、神奈川県3,653件(同7.9%減)、埼玉県1,559件(同5.2%減)、千葉県1,430件(同13.4%減)と、全地域で減少。マンション、アパート共に全地域で減少した。

 1平方メートル当たりの平均成約賃料は、マンションが2,621円(同0.7%上昇)、アパートが2,181円(同0.8%上昇)。ともに前月のマイナスからプラスに転じた。1戸当たりの成約賃料は、マンションが8万9,700円(同0.9%下落)で11ヵ月連続のマイナス。アパートは6万3,300円(同1.8%上昇)で、2ヵ月連続の上昇となった。

 面積帯別の成約件数推移は、マンションのうち30平方メートル未満が前年同月比7.8%減、30~50平方メートル未満が同14.0%減、50~70平方メートル未満が同10.9%減、70平方メートル以上が同21.1%減と各面積帯で減少した。アパートについても各面積帯で減少している。


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