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主婦の約半数が外出時「施錠しないことがある」と回答/LIXIL調査

 (株)LIXILは21日、東京・大阪・愛知に住む20~60歳代の主婦1,500人を対象に実施した、防犯意識や施錠の実態についてアンケート調査結果を発表した。調査期間は9月10~12日。

 外出時の施錠実態については、「必ず施錠する」が52.3%でトップとなったが、47.7%は「施錠しないことがある」と回答。そのうち31.9%は、「5分以上の外出でも無施錠」であることが分かった。

 また、無施錠で出かけることがあると答えた主婦715人を対象に、どの程度の外出であれば無施錠で出かけるかと聞いたところ、「近所のゴミ捨て場まで(5分以内程度)」(33.0%)が最多に。「近くのコンビニまで(10分以内程度)」(11.3%)、「スーパーでの買い物まで(30分以内程度)」(11.0%)と続いた。無施錠で出かけた理由については、「すぐ戻ってくるつもりだから」(47.3%)、「これまで空き巣等の犯罪に巻き込まれたことがないから」(27.8%)、「安全な地域に住んでいると思うから」(23.2%)など。
 「無施錠で出かける時間」をエリア別でみると、「近所のゴミ捨て場まで(5分以内程度)」は、東京(31.3%)、大阪(26.3%)、愛知(41.4%)と、愛知県が最も多く、無施錠で出かける時間が3エリア中で最も短かった。

 自分の防犯意識について聞くと、62.5%の主婦が「防犯意識が高い(高い+まあまあ高い)」と回答。防犯対策として、「施錠の確認を行なう」(64.0%)、「近所の人と挨拶をする」(55.5%)、「窓を開けて寝ない」(36.3%)などを行なっていた。


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