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業法改正で注目。ホームインスペクター資格試験申込者、過去最高の1,900名超/JSHI

 NPO法人日本ホームインスペクターズ協会(JSHI)は26日、「2016年度第8回公認ホームインスペクター資格試験」の受験申込者数を発表した。

 ホームインスペクションの良質な担い手の育成を目的に、同協会が定める診断項目や基準についての知識を有する者を認定するもの。今回の申込者数は、前年度を44%上回る、過去最高の1,927名に達した。同協会では、今年5月の宅建業法改正で、2年以内に中古住宅売買時にホームインスペクションの有無についての説明が義務付けられることが、受験者増につながったとしている。

 業種別では、新築から維持修繕・調査、設計など「建築」関連従事者が41%。次いで「リフォーム業」が26%、「不動産業」23%となり、例年とほぼ変化がなかった。受験者の保有資格について(複数保有を含める)は、「一級建築士」保有が12%、「二級建築士」保有が18%、「宅地建物取引士」が39%と最も多かった。

 同試験は、11月13日に全国7会場で実施。合格発表は12月22日。


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