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賃貸住宅、商業・事業施設事業が好調。増収増益/大和ハウス工業17年3月期第2四半期決算

 大和ハウス工業(株)は9日、2017年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(16年4月1日~9月30日)の連結売上高は1兆6,987億8,800万円(前年同期比10.6%増)、営業利益は1,456億1,500万円(同11.6%増)、経常利益は1,434億円(同11.1%増)、当期純利益は960億4,600万円(同3.6%増)となった。いずれも過去最高を更新。

 当期は、16年度を初年度とする「第5次中期経営計画」に基づき、堅調な国内需要の取り込みによるコア事業の拡大を図るとともに、不動産開発投資を積極的に行なった。
 
 セグメント別の業績は、成長ドライバーとする賃貸住宅・商業施設・事業施設の3セグメントが順調に推移。戸建住宅は売上高1,926億円(同2.0%増)、営業利益74億円(同18.8%減)。賃貸住宅は売上高4,684億円(同9.2%増)、営業利益は443億円(同5.8%増)を計上。商業施設は売上高2,768億円(同14.5%増)、営業利益491億円(同27.2%増)、事業施設は売上高4,336億円(同25.5%増)、営業利益433億円(同15.9%増)となった。

 通期については、直近の受注動向や上期の業績を踏まえ上方修正。売上高3兆4,600億円(当初計画比1.2%増)、営業利益2,800億円(同9.8%増)、経常利益2,720億円(同8.8%増)、当期純利益は1,820億円(同10.3%増)を見込んでいる。


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