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16年3四半期の住宅リフォーム市場規模、縮小傾向/矢野経済研究所調査

 (株)矢野経済研究所は1日、2016年第3四半期「住宅リフォーム市場に関する調査」結果を発表した。対象は、「10平方メートル超の増改築工事」「10平方メートル以下の増改築工事」「設備修繕・維持関連」「家具・インテリア等」の4分野。調査期間は7~9月。

 16年第3四半期(7~9月)の住宅リフォーム市場規模は、1兆5,230億円(前年同期比7.2%減)。当期の市場規模は、リーマン・ショックの影響が大きかった09年以降では低い水準となった。また、前期においてもここ数年で最も低い市場規模となっている。

 16年度上半期(4~9月)については、住宅リフォーム市場規模は2兆9,574億円(同8.9%減)と、減少する見込み。
 さらに16年については、5兆9,000万~6兆2,000万円と予測。現時点の前年割れの可能性が高く、このままリフォーム消費が伸び悩むと、6兆円を割ることもあるとしている。15年と比較してもすでに第1四半期から第3四半期まで3期連続して前年同期比を下回る結果となっている。


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