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投資用不動産価格、1棟マンション・アパートで上昇/ファーストロジック調査

 (株)ファーストロジックは10日、2016年12月期の投資用不動産の市場動向を発表した。同社が運営する不動産投資サイト「楽待」に、12月1~31日の期間、新規掲載された物件と問い合わせのあった物件を調査したもの。

 投資用1棟アパートは、表面利回りが新規掲載物件は9.66%(前月比0.08ポイント上昇)、問い合わせ物件は11.18%(同0.05ポイント上昇)といずれも上昇した。物件価格は、新規掲載価格が6,475万円(同445万円増)、問い合わせ物件が5,940万円(同127万円減)となった。

 投資用1棟マンションは、表面利回りが新規掲載物件は7.69%(同0.08ポイント上昇)、問い合わせ物件は9.24%(同0.06ポイント下落)。物件価格は新規掲載物件が2億1,039万円(同44万円増)、問い合わせ物件が1億7,467万円(同133万円増)だった。

 投資用区分マンションは、表面利回りが新規掲載物件は8.08%(同0.05ポイント上昇)、問い合わせ物件は10.08%(同0.07ポイント下落)、物件価格は新規掲載価格が1,395万円(同52万円減)と下落した一方、問い合わせ物件は1,256万円(同14万円増)に。

  1棟マンション、1棟アパートにおいて、価格、表面利回りがともに上昇。同社は、「物件価格は高いが賃料収入も比較的高く見込める物件の掲載が増加した」と分析している。


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