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為替換算の影響、国内でのリフォーム需要の減少などから減収/LIXIL17年3月期第3四半期決算

 (株)LIXILグループは6日、2017年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(16年4月1日~12月31日)は、連結売上収益1兆3,336億7,200万円(前年同期比7.4%減)、営業利益693億200万円(同14.1%増)、税引前利益733億4,000万円(同352.5%増)、四半期利益456億2,300万円(前年同期:13億5,400万円)。
 為替換算の影響や受注物件の本体工事の進捗遅れ、国内でのリフォーム需要の減少などの要因から減収。一方、前年同期にJoyou AGに関する多額の損失を計上した反動により大幅な増益となった。

 ハウジングテクノロジー事業は、連結範囲の変動や省エネ住宅ポイント制度終了による需要の減少などから売上高は4,086億4,600万円(前年同期比4.2%減)、営業利益は331億4,000万円(同1.0%減)と減収減益。
 ビルディングテクノロジー事業は、近年の選別受注の結果および海外での受注物件の本体工事の進捗遅れなどにより売上高は1,937億9,100万円(同26.0%減)と減収となったが、営業損失は3億3,600万円(前年同期:営業損失20億8,300万円)と改善した。

 通期は、連結売上収益1兆7,800億円、営業利益650億円、税引前利益670億円、当期利益380億円を見込む。


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