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仲介事業で営業収益過去最高を更新/住友不販17年3月期第3四半期決算

 住友不動産販売(株)は7日、2017年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(16年4月1日~12月31日)の連結営業収益は537億2,300万円(前年同期比9.8%増)、営業利益105億2,900万円(同9.2%増)、経常利益106億6,500万円(同9.8%増)、当期純利益72億3,600万円(同12.8%増)。

 主力の仲介事業では、取扱件数が2万6,742件(同0.3%減)と前年同期並みで推移したが、都心を中心に取扱単価が大きく上昇、取扱高は8,449億4,000万円(同7.9%増)、営業収益437億6,800万円(同8.9%増)と、いずれも第3四半期での過去最高を更新。また、退職給付関連の原価増があったものの、前年同期並みの営業利益率を維持し、営業利益118億3,900万円(同8.1%増)を計上した。

 受託販売事業は、契約の進捗は前年同期を上回っているものの、引き渡し期間が前年同期比で第4四半期に集中していることから、取扱件数は2,229件(同8.2%減)と減少。一方、取扱単価の上昇により取扱高は954億6,800万円(同0.9%減)と前年同期並みで、営業収益は31億1,700万円(同1.1%増)、営業利益7億1,100万円(同23.5%増)と増収増益。

 なお通期では、連結営業収益786億円、営業利益158億円、経常利益159億円、当期純利益107億円を見込む。


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