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千葉・柏の葉のシニア向け分譲マンション竣工/フージャース他

「デュオセーヌ 柏の葉キャンパス」外観
麻雀が楽しめるプレイラウンジ(写真上)や、天然温泉大浴場(下)など、多彩な共用施設を整備。いずれも無料で利用できる

 (株)フージャースコーポレーションと(株)フージャースケアデザインは、このほど竣工したシニア向け分譲マンション「デュオセーヌ 柏の葉キャンパス」(千葉県柏市、総戸数270戸)を竣工、物件を公開した。

 つくばエクスプレス「柏の葉キャンパス」駅徒歩5分、ショッピングモール「ららぽーと柏の葉」に道路を挟んで隣接する立地。鉄筋コンクリート造15階建てで、住戸は266戸。

 1階にはクリニックや薬局、訪問介護事業所、外部にも解放するレストランが入居。入居者は、レストランで栄養バランスがとれた食事を1日3食とることが可能。

 2階には天然温泉大浴場、ビリヤードラウンジ、カフェラウンジ、プレイラウンジなどの充実した共用施設を備える。

 専有部は約54~80平方メートルの充実した面積を確保。24時間体制での見守りやコンシェルジュサービスを提供し、安心安全な生活をサポート。さらに日中は看護師が常駐し、健康についての悩み相談に対応するほか、バイタルチェックなども行なう。

 フージャースコーポレーション代表取締役の廣岡哲也氏は、「中期経営計画に掲げた2021年3月期の売上高1,000億円、経常利益100億円の達成に向けたチャレンジの中で主力となるのがシニア事業」と述べ、同社の運営ノウハウを武器に、今後も積極的に事業に取り組む姿勢を明らかにした。
 またフージャースケアデザイン代表取締役の佐藤多聞氏は、「住まうことで健康になる商品を提供していく。高齢者の住まいというとどうしても後ろ向きの印象がつきまとうが、これまで蓄積してきた運営ノウハウを提供し、前向きに転居していただける住まいとして提供していく」と述べた。

 契約状況は6割ほどで、「竣工後に動きが出るものが多い高齢者向け住宅としては、順調な進捗」(佐藤氏)だという。平均坪単価は235万円。

 4月1日より入居開始の予定。


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