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東京Aグレードオフィス、空室率わずかに低下

 ジョーンズ ラング ラサール(株)(JLL)は10日、2017年4月末時点の東京Aグレードオフィスの空室率と賃料を発表した。対象は、東京都心(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)に立地する、延床面積3万平方メートル以上、基準階床面積1,000平方メートル以上、地上20階建て以上、1990年以降竣工のオフィスビル。

 空室率は2.6%(前月比0.1ポイント低下)、前年同月比で0.3ポイントの低下。赤坂・六本木や大手町・丸の内を含むサブマーケットで、専門サービス業や建設業などのテナントによる集約やアップグレードを目的に移転を行なったことによる。

 1坪当たりの月額賃料は、共益費込みで3万6,449円(同0.0%)、前年同月比では1.9%の上昇となった。品川など空室率が低下したサブマーケットにて賃料上昇がみられたものの、総合的にはほぼ横ばいとなった。


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