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利益改善で黒字化/サンヨーH17年3月期

 サンヨーホームズ(株)は10日、2017年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(16年4月1日~17年3月31日)は、 売上高555億400万円(前期比16.3%増)、 営業利益15億1,700万円(同:営業損失5,500万円)、 経常利益15億5,400万円(同:経常損失7,600万円)、 当期純利益9億7,200万円(同:当期純損失2億9,700万円)。営業利益は売上高の増加および売上原価率の改善等により同15億7,200万円の改善、経常利益は16億3,100万円の改善、当期純利益は同12億7,000万円の改善となった。

 主力の住宅事業は、賃貸・福祉住宅の受注が好調に推移し受注高が542億3,600万円(前期比4.4%増)となったが、受注残高において次期のマンション事業の大型物件竣工が下期に集中し217億6,900万円(同5.5%減)となった。この結果、同事業の売上高は254億2,100万円(同10.1%増)、営業利益2億3,200万円(同4億7,900万円の改善)となった。マンション事業では、「サンフォーリーフタウン桜ノ宮」(大阪市都島区、287戸)、「サンメゾン京田辺駅前ユニハイム」(京都府京田辺市、全84戸)が完売し、売上高288億7,000万円(同22.5%増)、営業利益24億5,500万円(同115.7%増)となった。

 次期については、 売上高686億円、 営業利益20億1,000万円、 経常利益17億2,000万円、 当期純利益11億円を見込む。


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