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不動産事業は増収減益/西武HD17年3月期

 (株)西武ホールディングスは、11日、2017年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(16年4月1日~17年3月31日)は、営業収益5,120億900万円(前期比0.8%増)、営業利益624億5,600万円(同5.3%減)、経常利益574億7,200万円(同1.8%減)、当期純利益475億6,400万円(同16.9%減)の増収減益。

 不動産事業セグメントは、「東京ガーデンテラス紀尾井町」オフィス部分のテナント入居完了の寄与などにより、営業収益537億7,100万円(同8.2%増)となったものの、営業利益については、同物件の開業に伴う一時的な費用計上で78億8,900万円(同45.7%減)の減益となった。

 ホテル・レジャー事業は、より高単価な客層へマーケットチェンジを図り平均販売室料が上昇。MICEの好調な推移などで、営業収益1,885億4,400万円(同0.3%増)と伸びたが、「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」の開業に伴う一時的な費用計上で営業利益は140億9,200万円(同31.7%減)となった。

 次期は、営業収益5,420億円、営業利益632億円、経常利益546億円、当期純利益408億円を見込んでいる。


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