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3月末のJREIT資産総額、過去最大に

 東急不動産(株)は19日、「TOREIT四半期報告」(2017年4月)を発表した。JREIT上場全投資法人の開示情報をデータベース化し、四半期ごとに調査・分析しているもの。

 17年3月末時点の投資法人数は58投資法人(前期末比1投資法人増)となった。JREIT資産規模は、物件数3,539物件(同54件増)。総資産額は、取得金額ベースで15兆9,902億円(同5,166億円増)、鑑定評価ベースで17兆4,212億円(同6,085億円増)と、いずれも過去最大となった。

 期中の取得物件数は72件(同1件減)、取得金額は4,706億円(同628億円増)。売却物件数は22件(同9県増)、売却金額は684億円(同198億円増)。取得時鑑定キャップレートは、平均4.6%(同0.1ポイント低下)だった。

 運用時NOI利回りは平均5.0%(同変化なし)と、過去最低水準を維持した。


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