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20年度に売上高1,000億円へ/フージャース

 (株)フージャースホールディングスは19日、2017年3月期決算の説明会を開催した。

 同期(16年4月1日~17年3月31日)は、売上高527億2,600万円(前期比46.7%増)、営業利益55億9,000万円(同75.6%増)、経常利益53億2,500万円(同89.4%増)、当期純利益33億5,700万円(同72.9%)の大幅増収増益を達成した。

 売上高500億円・営業利益50億円を掲げた中期経営計画を上回る成績を達成。主力の不動産開発事業では、自社分譲戸数の増加(同162戸増)により309億1,100万円(同42.4%増)、営業利益39億9,100万円(同157.2%増)と好調に推移。シニア事業、戸建・アパート事業などでも増収増益となり、全体の好成績につながった。

 次期は、売上高600億円、営業利益65億円、経常利益60億円、当期純利益39億円を見込む。

 また中期経営計画目標(21年3月期、売上高1,000億円、経常利益100億円の達成)に向けての取り組みついて、同社代表取締役社長の廣岡哲也氏が説明。「『地方』『シニア』『富裕層』を成長のキーワードに据えて進める」と語り、具体的には、47都道府県で分譲マンション事業を展開。金融資産1億円以上の富裕層シニアをターゲットに据え、“デュオセーヌ”ブランドで展開しているシニア向け分譲マンションの供給や賃貸アパート事業の展開、生活関連サービスの展開による顧客層の課題やメガソーラー運営などの賃貸・フィービジネスの強化を進めると述べた。


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