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京都・田辺市にマルチテナント型物流施設

「プロロジスパーク京田辺」完成外観イメージ

 プロロジスは26日、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク京田辺」(京都府京田辺市)を着工した。京都府における同社施設は初。

 新名神高速道路「八幡京田辺JCT・IC」および第二京阪道路「京田辺松井IC」から約300mに位置。大阪中心部へ30分で到達できるほか、京都縦貫自動車道を利用した日本海側へのアクセス、北陸自動車道を利用した北陸方面へのアクセスに優れる。

 敷地面積約7万平方メートル、延床面積約16万平方メートル、鉄筋コンクリート造鉄骨造地上6階建て。ダブルランプウェイにより、各階のトラックバースに45フィートコンテナトレーラーがアクセス可能な仕様。ワンフロアは最大約2万1,800平方メートルのスペースを確保し、最小約4,200平方メートルから利用可能で幅広い物流ニーズに対応する。

 プロロジスのマルチテナント型施設では初の取り組みとして、倉庫の床や壁の一部の断熱仕様を変更し、冷蔵ニーズに応えるエリアも設定。施設内に従業員用カフェテリアやコンビニも設置する。

 また、事業継続性を考慮した停電・断水対策を行なうほか、井戸水、太陽光発電の採用なども検討している。これらの取り組みによりCASBEE最高ランクのSを取得する計画。竣工は18年夏を予定。


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