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新規入会増も会員数3年ぶりに減少/全宅連

 (公社)全国宅地建物取引業協会連合会は5月31日理事会を開き、2016年度事業報告等を決議した。

 理事会で報告された17年4月1日現在の会員数は、9万7,505社で前年比269社の減少と、3年ぶりに前年を下回った。各宅建協会による入会促進活動の成果で入会者数は3,956社(前年:3,828社)と増えたが、廃業等による退会者数が4,225社(同:3,609社)と入会を上回ったため。今年度も、総会員数の約5%にあたる5,000社を目標に、入会促進活動を展開する。

 また、人材育成事業として取り組んでいる通信教育講座「不動産キャリアパーソン」の16年度受講者数は6,883名(同:6,434名)と目標の1万名を下回ったものの、前年実績を上回り、累計3万名を突破した。


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