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M賃料インデックス、首都圏全エリアで上昇

 アットホーム(株)と(株)三井住友トラスト基礎研究所は21日、2017年第1四半期(17年1~3月)のマンション賃料インデックスを発表した。アットホームの全国不動産情報ネットワークを蓄積している全国12エリアの賃貸マンション成約賃料情報をもとに、四半期ごとに調査を実施。09年第1四半期を基準に賃料変化を指数化している。

 当期の全国主要都市の総合賃料指数は、首都圏では東京23区が104.28(前期比0.57ポイント上昇)。東京都下96.95(同1.66ポイント上昇)、横浜・川崎市は101.24(同1.28ポイント上昇)、千葉西部98.92(同1.57ポイント上昇)、埼玉東南部101.29(同3.28ポイント上昇)とすべてで上昇した。

 地方都市については、札幌市113.81(同4.29ポイント上昇)、仙台市116.24(同1.29ポイント上昇)、名古屋市101.01(同2.81ポイント上昇)、京都市110.19(同3.07ポイント上昇)と上昇した。一方、大阪市109.67(同0.28ポイント下落)、大阪広域101.93(同0.27ポイント下落)、福岡市103.52(同0.05ポイント下落)とわずかながら下落した。

 物件タイプ別では、東京23区でシングルタイプ(18平方メートル以上30平方メートル未満)が103.47(同0.62ポイント上昇)、コンパクトタイプ(30平方メートル以上60平方メートル未満)が105.02(同0.58ポイント上昇)、ファミリータイプ(60平方メートル以上100平方メートル未満)が98.89(同0.47ポイント上昇)。


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