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不動産の景況感3ヵ月ぶりに悪化/TDB

 (株)帝国データバンクは5日、2017年6月の「TDB景気動向調査」結果を発表した。調査対象は2万3,927社、有効回答数は1万45社。

 同月の景気動向指数(景気DI:0~100、50が判断の分かれ目)は46.8(前月比0.3ポイント増)。夏のボーナス支給対象者と総額の増加が消費マインドにプラスに働いた。

 業界別では、「製造」「サービス」「小売」など5業界が改善、「運輸・倉庫」など4業界が悪化した。「建設」は横ばい。

 「不動産」のDIは49.4(同1.3ポイント減)と、3ヵ月ぶりの悪化。「不動産価格が高騰」「不動産の売れ行き悪化」「空きテナントへの引き合いがない」といったコメントが寄せられた。
 「建設」のDIは49.5(同変動なし)。「公共工事の発注件数が増えている」「人手不足で発注単価が上がっている」などのコメントが挙がった。


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