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2つの住戸を1つにする団地リノベ

「テラスを拡張したサンルームプラン」イメージ

 大阪府住宅供給公社は20日、2つの住戸を1つにつなげる団地リノベーション住戸「ニコイチ」の、今年度のプランを発表した。

 「ニコイチ」は、2015年度より開始した事業。隣り合う2つの住戸を1つにつなぎ合わせ、既存の間取りから大きく形を変えたプランにリノベーションする同公社独自の取り組み。プランを公募、設計・施工を民間事業者に委託することで、多様なライフスタイルの提案を可能としている。

 今年度は、インナーテラスに改修した同空間内の柱と梁に植物を吊り下げられるようにした「植物も人も気持ちの良い中間地帯」プランや、明るく開放的なサンルームを設置することで朝日を眺めながらの食事などを可能とした「テラスを拡張したサンルーム」プランなど、全9つのプランを決定した。

 同プランは、同公社が管理する「茶山台団地」(大阪府堺市、総戸数981戸)に5戸(住戸専有面積約89~91平方メートル)、「香里三井C団地」(大阪府寝屋川市、総戸数340戸)に5戸(住戸専有面積約89~90平方メートル)施工予定。

 入居募集は、2018年1月から行なう。


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