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中古M価格天気図、価格は安定推移に変化

 (株)東京カンテイは27日、2017年6月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。

 47都道府県のファミリータイプ中古マンションの流通事例価格を70平方メートルに換算して集計、その価格変動を天気マークで表示。価格が上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向の場合は「雨」と表記している。

 「晴」が7地域で変わらず、「雨」は9から5地域に減少。「曇」は9から11地域に増加。「小雨」は7から12地域に増加。「薄日」は15から12地域に減少した。

 全国で天候が改善したのは7地域で前月から変動なく、4月以降の弱含みが薄らいだ。横ばいが30→33地域に増加、悪化は10→7地域に減少。価格は安定傾向へと変化した。47都道府県のうち前月比価格が下落した地域数は24から23地域にわずかながら減少した。

 地域別では、北関東と九州エリアで明らかな回復が見られたが、東北と北陸エリアでは依然弱含んでいる。三大都市圏では変化に乏しい"凪"の状態となっており、今後どのようなトレンドになるか注視していく必要があるとした。


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